ブラッシュマットカトラリー



「カトラリー」とは、洋食で使うナイフ、フォーク、スプーンのことです。
日本を含むアジア諸国では、お箸も含まれることがあります。

アメリカではカトラリーをフラットウェア(Flatware)と言います。

カトラリーにはお肉用・お魚用・スープ用・デザート用など、
たくさんの種類があって、最初は正直どれから使うか迷ってしまったり。
フルコースのディナーでは、
マナーがあって緊張してしまう、
なんてことありませんか?
今回は、そんなカトラリーについてちょっと知っておきたい
歴史や種類についてご紹介します。




カトラリーの歴史

ベベルエッジカトラリーブラック



今となっては洋食に欠かせないカトラリーですが
紀元前1000年頃に鉄のナイフが登場した頃から始まります。
その後、ナイフとスプーンの2種類を主に食事に使っていました。
ナイフ、フォーク、スプーンがセットで使われるようになったのは19世紀頃からです。
今から考えるとおよそ200年前。
意外と浅い歴史ですよね。

実は中世ヨーロッパまでは
食事は手づかみで食べるのが一般的でした。
フォークの出現以降、ヨーロッパの食文化は手づかみでの食事方式が減り、
上流階級の中で、フォーマルな様式のテーブルマナーが形成されていきます。
ここからテーブルマナーは世界に広がっていくことになります。

カトラリーはカットする為のナイフ類のことだけを表していましたが、
ナイフのみではなく、フォーク、スプーンの総称となりました。

ヨーロッパではCutlery(カトラリー)、
アメリカではFlatware(フラットウェア)と表しますが
アメリカでのCutleryは包丁のことを意味します。

カトラリーの歴史がちょっとわかると面白いですね。






カトラリーの種類


かりん木のカトラリー


ナイフやフォーク、スプーンといっても、様々な用途や種類があります。

ナイフ
テーブルナイフ・・・・メインディッシュに使われる
フィッシュナイフ・・・魚料理に使われる、平たい形をしたナイフ
デザートナイフ・・・・デザート用だが、日本では食事全般に使われる
フルーツナイフ・・・・果物やチーズに使われる
バターナイフ・・・・・バターを塗りやすい形をしている

フォーク
テーブルフォーク・・・・メインデッシュに使われる
フィッシュフォーク・・・魚料理に使われる、装飾が施されたフォーク
デザートフォーク・・・・デザート用だが、日本では食事全般に使われる
ケーキフォーク・・・・・左側の刃が太くなっているものが多い
カクテルフォーク・・・・フルーツカクテルや、エビ・カニを食べるときに使うもの
サービスフォーク・・・・大皿の料理を取り分けるときに使うもの

スプーン
テーブルスプーン・・・・メインデッシュに使われる
フィッシュソーススプーン・・ナイフの代りに魚を切って、ソースと一緒にすくい取るときに使うもの
スープスプーン・・・・・きれいな円形で深さがある
サービススプーン・・・・料理を大皿から取り分けるために使われる
デザートスプーン・・・・デザート用だが、日本では食事全般に使われる
ティースプーン・・・・・ティーカップとソーサーに添えられる
コーヒースプーン・・・・ティーカップとソーサーに添えられる

他にも様々な種類のカトラリーがあります。
国によって使うものも変わるので、
いろいろな国の料理を食べるときには
カトラリーの種類にも注目してみるとたのしいです。


カトラリーとはナイフ、フォーク、スプーンのことで、
大きさや素材によってさまざまな種類があります。
同じデザインのものが一式あると、
テーブルがパッと華やかになりますので、
シーンに合わせてお好みのものをそろえておくのはおすすめです。


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